社会奉仕委員会委員長 石川 佳照
10月25日(水)に新宿区南元町にあります二葉乳児院に伊豆隆義会長、大西元博委員、山内浩実委員と私石川佳照の4名でおむつの寄贈を兼ねて訪問させて頂きました。
こちらの乳児院は新宿5クラブ共同社会貢献プロジェクト推進専任委員会の活動の一つとして新宿5クラブが毎月順番におむつを届けに行っております。10月は東京新都心RCが担当の月でしたのでご訪問させて頂きました。
都留院長のお話では二葉乳児院では様々な事情で子育てが困難な方のお子様をお預かりし、院長、保育士の方々並びに多くのスタッフの皆さんで、0歳児、1~2歳児、3歳児以上の3グループに分かれて子供たちのお世話していて、現在30数名のお子さんを預かっておられるとのことです。
小学校に入るまで利用でき、最大40名までお預かりすることが可能とのことでした。
子供たちが入所してくる主な理由は親の幼児への虐待や離婚や未婚による経済的な問題が大部分だそうです。また、退所については半数近くのお子さんは小学校に入るまでに親御さんが引き取りに来られるようですが、残りのお子さんは児童養護施設等へ行くことになるそうです。
一部のお子さんは里親制度で里親家庭に引き取られる場合もあるようです。
各部屋で子供たちにやさしく接しておられる保育士さんやあどけない笑顔の子供たちに手を振りながら、日本でもまだまだこんな厳しい現実が存在するんだとなんだか胸が苦しく感じた次第です。
今回、おむつ寄贈に参加して頂きました伊豆会長をはじめ大西委員、山内委員、そして私含め、全員が、改めて福祉、奉仕の大切さを実感した訪問でした。
次回の東京新都心RCの担当月は2024年3月ですので、今までに二葉乳児院に訪問したことのない方はぜひ次回ご参加下さい。